概 要
「数学の森 in Kyoto」は、2013年12月25日(水)~27日(金)に開催されます。この催しは、未来の数学者として相応しい高校1、2年生を全国都道府県から招待し、個々の才能をより大きく開花させるきっかけを提供することが目的です。 |
申し込み |
課題の答案と学校長の推薦状が必要です。 |
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書類審査 |
課題の答案と推薦状の内容を総合的に審査します。 |
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審査結果通知 |
11月中旬に書類審査結果を発送します。 |
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合格者のみコンテストに参加できます |
数学の森コンテスト |
2013年12月25日(水)、26日(木)、27日(金) |
書類審査への参加資格 |
「数学の森 in Kyoto 」に参加するには、次の条件(1)~(3)すべてを満たしていることが必要です。 |
書類審査のスケジュール |
申し込み締め切り 2013年11月1日(金)必着 |
審査結果の通知方法 |
書類審査の結果は、11月中旬に高等学校の担当教員あてに発送します。 書類審査に合格し、京都での数学の森コンテストへ参加される方の列車・飛行機チケットも高等学校あてにお送りします(生徒自宅等が良い場合は別途お知らせください)。 |
記入上の注意および審査について |
京都大学大学院理学研究科の数学を専門とする教員が主に審査します。 (1) 答案は、A4サイズの用紙(ルーズリーフも可)に上限約10頁をめどとして片面にのみ記入してください。 (2) 各ページに氏名を記入してください。 (3) 手書きの他、TeXなどで清書してもよいですが、文字が判読不能な場合は、採点の対象とならない場合もあるので注意してください。 (4) 申し込み書を表紙として、1箇所をホッチキス等でとめてください。 |
書類審査課題 |
数学の森 in Kyoto パンフレットの最終ページ(p3)に掲載してあります。 |
書類審査への参加費 |
無料です。申し込み書類の送料は各自ご負担ください。 |
数学の森コンテスト日程 |
2013年12月25日(水) |
16:00~18:00 京都大学の若手教員・大学院生・学部生による数学・理科相談会 18:00~19:00 夕 食 19:00~21:00 京都大学の若手教員・大学院生・学部生による数学・理科相談会 21:00~22:00 自由時間 22:00 就 寝 |
2013年12月26日(木) |
6:30 起 床 |
2013年12月27日(金) |
6:30 起 床 7:00~ 8:00 朝 食 8:00~ 8:30 バスにて京都大学理学部に移動 8:45~10:15 京都大学の若手教員・大学院生によるパネルディスカッション 10:15~10:45 成績発表、表彰式 11:00~12:30 講 演 会 京都大学名誉教授 広中 平祐 先生 (1970年フィールズ賞受賞) 演 題: 特異点解消の理論 13:00 解散(京都大学理学部) |
会場:12月25日 宿泊所 12月26日 京都大学理学部および宿泊所 12月27日 京都大学理学部 |
*12月25~27日までの全日参加を標準としますが、26日からの参加も可能です。 |
講演会概要 |
「特異点解消の理論」 広中 平祐 名誉教授 |
0.この講義では、特異点の解消問題を代数幾何の一分野としてお話を進めます。 1.代数幾何の基礎は二つの対象から構成されている。一つは基礎体と呼ばれるもので、普通には研究の目的に合わせて選ばれ決められた「定数」と呼ばれる数の集合と理解される対象です。例えば、有理数体、実数体、複素数体、さらには有限体などです。もう一つは「変数」とよばれる対象で普通、xとかyとか、の記号を使って表示される対象です。「定数」と「変数」を使って多項式とか方程式とかを表示します。 2.「定数」と「変数」を選んで決めておけば、代数幾何の「代数的」な作業が始まる事になります。例えば、多項式の「微分」などが形式的に、簡単明瞭に定義されます。実はこの「微分」という操作が高度の代数幾何の様々の理論で活躍する事となすのですが、その活躍振りを説明するだけでも容易な作業ではありません。特異点の研究でも代数と幾何を結びつける最も重要な鍵の一つとなるのです。 3.特異点とはどんなものかという事を H.Hauser氏がかなりのcomputer時間を使って描いた曲面(二次元)の絵を借用して視覚的に説明します。 4.特異点の解消方法を説明するには、まずは平面の座標の考え方、特に直交座標と極座標の関連で定義される座標の変換を理解していただかねばなりません。 5.平面のなかの曲線の特異点を解消する様子から初めて、空間のなかの曲面の特異点の場合を説明します。曲面では既に新しい課題が現れます。これはあらゆる幾何学の研究で避けて通れない「局所的問題」と「大局的問題」の相互関連の課題です。有用で面白い課題です。 |
表 彰 |
コンテストでの上位者を表彰します。また、副賞としてメダル等が授与されます。 |
参 加 費 |
参加は無料です。宿泊所を提供し、会場までの旅費についても補助します。書類審査の郵送代は各自ご負担ください。 |
旅費・宿泊費の補助について |
宿泊所は主催者が提供します。旅費は、最寄JR駅から会場までを補助します。また、飛行機代についても、補助します。 |
書類審査課題 |
パンフレット内、最終ページ (p.3)最上部にあります。 |
申し込み方法 |
締め切り:2013年11月1日(金)必着(郵送のみ受付) |
必要書類: |
(1) 申し込み書 パンフレット内、またはこちらでダウンロードした
「数学の森 in Kyoto参加申し込み書」に必要事項を記入して郵送してください。 |
推薦状について |
ご推薦は各校最大3名まででお願いします。また、推薦状は校長先生名でお願いします。記入される方は、推薦される生徒をよくご存知の先生であれば、どなたでもかまいません。 貴校の中で最も数学能力に優れた生徒をご推薦ください。また、生徒の客観的な能力を示すような、数学オリンピックや、コンテスト、コンクール受賞歴などがありましたら、特に明記いただけると幸いです。 書類審査合格者は、数学の森コンテストに招待します。2013年12月25日(水)~29日(金)の2泊3日です。もし引率者が同伴される際はコンテスト会場にご入場いただいても結構です。 |
申し込み締め切り |
2013年11月1日(金)必着 |
送り先・お問い合わせ |
申し込みは、郵送でのみ受け付けます。 〒606-8502 京都市左京区北白川追分町 |
主催:京都大学理学部・理学研究科 |